チャーミングなお人
瀬戸内寂聴さんの訃報を聞いて…ショックよりも
(・。・?えっ...死? 寂聴さんは私の中では
100歳を越えても変わらずにエッセイを書き
たまに講演会等も御開きになり、私生活では毎日
好きな日本酒を晩酌され過ごされているイメージが
頭の中から離れられず……何だか実感がわきません。
寂聴さんの最後に読んだ本
雑誌や新聞に連載したエッセイがまとまって一冊の
単行本になった本で、2002年6月発売されて物です。
冒頭…「捨ててこそ」から始まります。
出家した当座、私に取りついていた言葉は「捨ててこそ」であった。
捨ててこそは、空也や一編の使った言葉である。
仏教について極意を問われた時、空也は「捨ててこそ」と言ったそうだ。
出家するには、それまで自分の暮らしにいつの間にか垢のようにくっついてしまった数々の品や物や、心に
抱え込んだ執着の心まで捨てなければならない・・・
ずいぶん身がすっきりして、見も心も軽くなった。
最後は…出家とは、生きながら死ぬことと思っている
・・・出家もまた文学の完成のためにあえてした。
今、私は一分後頓死しても悔いはない。これ以上の
幸福と言わずに何をいおうか。
で締め括られています。
何て👀勇ましいんだろう・・・と思いましたが、
持って生まれた天性の感性と波乱万丈な人生が
より豊かな感性を生み出し、あっけらかんと話す
屈託のないチャーミングな寂聴さんが好きです。
そして、素敵な感性の持ち主で、何処か同じ匂いがする
チャーミングな宇野千代さんも好きでした、勿論今も。
老いて可愛いらしいって言われるって、、とても
素敵な事で…私もそうありたいと何時も願っています。
叶うことであれば、、いつか空の上でも来世でも
宇野千代さん瀬戸内寂聴さんに出会いたいと願う私です
お話長くなりました、お付き合いありがとうございます
誤字脱字知らず知らずあると思いますが、ご了承願って
私の好きな画像から
ご訪問ありがとうございます☕️🍃
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